大人のおままごと〜能登震災復興応援イベント〜開催しました
- 濱野 紗也子
- 2024年6月29日
- 読了時間: 2分
2023年相模女子大学秋季生涯学習に於いて『和食のおはなし 能登のテロワール』を
紹介しました。日本列島のように東西に長い石川県。その先にある能登地方の食文化を調べる中で、
能登イタリアンと発酵食の宿 ふらっと 舟下智香子さんご夫妻の作る魚醤「いしり」に出会いました。
智香子さんが30年来の友人の古くからの友人であったことがわかり、ご縁に感激し、
「よばれ」というホームパーティをはじめとした独特の文化や発酵料理について教えていただくなかで、
能登の方々の自然と共に生きる逞しく優しいひたむきな姿に感銘を受けました。
今年元旦に起こった震災。
何か手助け出来たら、と思いつつも、
何をしたら良いのか分からず半年が過ぎました。
その間に怪我の功名か..
2024年3月27日、いしり・いしるがGI地理的表示に認定されました。
国が守るべき産品であるとお墨付きをいただき
7年越しの悲願が達成されました。
私にできること..
ふらっとさんの美味しい「いしり」を
お料理好きな拙紗ろんtamatebako のみんなや友人に紹介してみることにしました。
幸い、いしり樽は無事で、
「今、瓶詰めはできないけれどある分少しなら送ってあげられる」と智香子さん。
そして、同じように能登に心を寄せている友人に
輪島塗 結ジャパンの中根多香子さんがいらっしゃいます。
能登の復興支援企画ならば輪島塗の出番!と、
最高級 輪島屋善仁さんのお椀をお貸しいただきました。
善仁さんのお椀に、先日銀座の阪神百貨店で催事をされた愛媛県の遠藤窯さんの砥部焼きを合わせ、
お料理はアジア香る冷たい『いしりそぼろ麺』。
稲庭うどんをいしりライムで和え、パクチー、セロリ、ライムを天盛りに。
明日は『夏越しの祓い』ですね。
祓い給へ 清め給へ 守り給へ 幸え給へ
残りの半年間も無事に過ごせますように。
いしりがこれからも作り続けられる地球でありますように。




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